【韓国映画ロケ地巡り】韓国映画『インサイダーズ』の紙コップラーメンを食べに① 2018.Sep

今回の旅行。フォロワーさんと旅行の日程が被っていたこともあり「韓国滞在中に現地で一緒にご飯食べたいね」って話していたんです。どこで食べようかな〜と考えていたんですが、せっかくなら好きな俳優のサインが有ったり、所縁があるところがいいなあという話になった。

いくつか候補を挙げて、その中から韓国映画『インサイダーズ』で、サング（イ・ビョンホン）がパク社長（ペ・ソンウ）にラーメンを振る舞う屋上に行こうという話になった。最高だよね。

韓国の映画ファン達の間では有名な場所なのか、ブログで紹介している方がいまして。それらを参考にしながら行ってきた！ありがたい！

厳密にいうと実際の撮影現場ではないけど、現場近くのビルの屋上で、撮影現場の看板を眺めながらセルフでラーメンを煮て食べられるという最高のお店なんだよね。

⬆︎覚えていますか。韓国映画『インサイダーズ』でペソンウがラーメンをご馳走される屋上

⬆︎劇中の画面左側の青い看板と、お店から見える右上の青い看板が同じものなのがわかるだろうか

⬆︎劇中、一瞬映る右側のビル。この更に右奥がお店の位置かな

仁寺洞でお土産を買うのに手こずり、待ち合わせに遅れてしまった私たち（ごめんなさい）。しかも、最寄駅から待ち合わせ場所まで行く途中に迷って横道に入ったりしてしまい、なかなか集合場所に辿り着かない+フォロワーさんをお待たせするという無礼を働いてしまった。本当にすみませんでした……

迷わずにまっすぐ行けば、最寄り駅から5分程で着く距離だったように思う。

⬆︎迷うシパログ２人。ここは一体どこなんだ

迷いに迷って、やっとのことでフォロワーさんと合流。

わ！着いたじゃん！ここか！

うお〜〜〜〜！と、お店がある屋上に駆け上がってみたところ、受付にアジュマが1人居りまして。手ぶらで颯爽と乗り込んだ我々に、何かを伝えようとしてくれています。

え、なんだろう！

今日は入れないのかな？

と、プチパニックになっていたところ、出前のチラシを指差すアジュンマ。

「あ、もしかして今日って日曜だから店の料理は無しで
持ち込みで食べるってことじゃないかな？」

と、察しのいいフォロワーさんが一言。

あーっ、そうきたか。なるほど

しかし、韓国語"超"初級の私たちにとって電話での出前注文は、かなりハードルが高い。そこで、近所の店でテイクアウトしてくることに。
「テイクアウト！」と一生懸命に伝えるとアジュンマも「オーケーオーケー」というリアクションをしてくれたので、一旦外へ買い出しに行くことにしました。

テイクアウトできそうな食堂も何軒かあったんだけど、来る途中に（迷いながら）見かけたお惣菜屋さんに行ってみることに。

お惣菜屋さん、日本でいうところの鮮魚市場のレイアウトで天ぷらによく似た揚げ物が売られていた。（後から気が付いたけど、これはジョン）

惣菜店に近づくと、また新たなアジュンマが。
こちらへ向かって、笑顔で「おいでおいで」をしています。

うまく話せなくても、ちゃんと買いたい気持ちは伝わるものでアジュマが手渡してくれたカゴを手に今晩のおかずの物色を開始。

たどたどしい韓国語で「イゴモエヨ？（何ですか？）」と聞くと、「コギ（肉）ヨ」とか、具材を親切に教えてくれる優しいアジュンマに感動。

その調子で「このカニの素揚げみたいなやつ美味しそう〜」と指をさしていたところ、横から「ケ」とアジュマから補足が入ります。

それぞれに値段が書かれていないので、「お会計はアジュマの采配」と勝手に思っていましたが、当然そんなことはありません。きっちり計り売りで「◯◯gだから◯◯ウォンね〜」と数字を見せながら親切に説明をして貰ったので、お会計時はとても分かりやすかった。

⬆︎市場では、屋根の上で猫もごはん中だったりする（残像）

お会計のあと、アジュンマが何か言ってくれているんですがサッパリ分からない私たち。すると「おいでおいで」と店の裏側に案内してくれました。店の裏側に回ってみると鉄板があり、その鉄板を指差しながらアジュマが何かをひっくり返すジェスチャーをしてくれている……（わかります？）

「なるほど、買った惣菜を温めようか？ってことね」
と、また察しのいいフォロワーさんが一言。

優しいアジュンマのお言葉に甘えて、お惣菜を温めなおしていただき、さらに「サービス！」と買ってないお惣菜まで盛り付けていただいてしまいました…！自家製のタレと一緒に山盛りの惣菜（ジョン）を購入し、気分は最高。

余談だけど、惣菜店の奥にも食べるスペースが有ってそこでも食べてみたかったなあ。ただ、今日の目的はなんといっても　”とある屋上" 。アジュンマがあまりに優しかったので、後ろ髪を引かれつつ惣菜店をあとに。

ー続くー