- いよいよ屋上休憩所へ入店
- あれ?みんなラーメン食べてない?
- 妖怪ラーメン婆になりながら、やっとの思いでラーメンを注文
- これこれ!映画で見たやつ!紙コップラーメン実食
- 今日が今年の最終営業日
- 屋上に鳴り響くBGMが大音量で、会話をかき消されながら
いよいよ屋上休憩所へ入店
↑の続き
なんとか今晩のおかずを入手した私たちは、先ほどの屋上のお店へと勇んで戻ります
「ジャーン!」と受付のアジュマに買い物袋を見せつけると、アジュンマは笑いながらおかずが入った袋を見まして「おっ ここで買ってきたか!」という表情で(多分)、入店を許可してくれました。
アジュンマの説明を聞いた私たちが理解したことは以下の通り。
- 入店料は1人5000ウォン
- 食べ物は持ち込み
- 飲み物は冷蔵庫から自分たちで取ってきて、受付に申請。帰る時に精算
⬆︎はっっっ!よくみると袋に"マポばあさんのピンデトッ"って書いてる。「天ぷらかと思っていたけど、ピンデトッという料理だったの?」と思い検索してみたらコネストさんに記事が掲載されていた。有名店?
あれ?みんなラーメン食べてない?
案内されたテーブルに座り、買ってきたお惣菜を広げて早速記念撮影会。
「いや〜ラーメンは食べられなかったけど、いい場所だね〜」なんて話しているうちに次々と別のお客さん達が入ってきた。他のお客さんたちは何を食べるのかな?と思い、周りを見渡していたところ、気がついてしまいました。
みんなラーメンを食べている!
おかしいぞ!食べたいぞ!と思い、注文の様子を観察していると、どうもみんな各自でカセットコンロと鍋を棚から取り出しては、受付のお兄さん(増えた)にラーメンと卵を貰っている様子。どうしてもここでラーメンを食べたかった私たちは「真似しよう!」と、勇んでコンロと鍋を取りにいくことに。
妖怪ラーメン婆になりながら、やっとの思いでラーメンを注文
思い出すと笑えるんですが、空の鍋を持って私が「ラミョン…ジュセヨ(ラーメンください)」と言うと、お兄さんが「シンク!」と言って台所を指差すという笑
なるほど、シンクで水を入れるのね!と察した我々は鍋に水を入れてコンロにセット完了!準備が整ったので麺をくれと、再びお兄さんのもとに「ラミョン!」と、妖怪ラーメン婆になりながら駆け寄ります。
⬆︎お湯が沸くのを待っている
お兄さんに「ミョップニ?(何人)」と聞かれたような気がしたので、とっさに「ネミョン!(4人)」と元気に答えたところ「いやいや、そんなに食べられないでしょ!2つで十分!」と、笑いながら2人前の袋麺と卵を手渡される始末……気がきくよね。
確かに私たち4人だったけど、ラーメンって煮ると増えるし、、、さっき買ってきた山盛りの惣菜を食べた後だから、食べれる訳が無いという。ちゃんと注意してくれて親切だよね。
ラーメンを注文するだけで大騒ぎな訳だが、なんとか念願のラーメンも入手することに成功!あとは食べるだけ!
⬆︎赤いお兄さんからラーメンを貰った
これこれ!映画で見たやつ!紙コップラーメン実食
ラーメンが煮えたので、お皿を借りようとしたところアジュンマが登場。人数分の紙コップを手渡されたので、さっそく取り分けて食べることに。屋上の雰囲気と相まってかなりテンションは最高潮
⬆︎結構グツグツに煮ても麺がしっかりモチモチしていて、美味しかったなあ
⬆︎奥のお椀型の器。取り皿にして使っていましたが、いま改めて見ると、思いっきり「マッコリ」って書いてる…!ごめんなさい!
⬆︎ラーメンは紙コップでいただくものです
今日が今年の最終営業日
ラーメンを煮ながら薄々気が付いていたんですが。夜が更けるにつれて寒いこと!フォロワーさん情報で、この日が今年の最終営業日ということは知っていたのですが、ここまで寒いとは…!
ちなみにお店では寒さ対策にフリースのブランケットを用意してくれていまして、私たちも一枚ずつ借りて、くるまりながら過ごしました。こりゃあ真冬の営業が無理なのも頷く
屋上に鳴り響くBGMが大音量で、会話をかき消されながら
周りの様子を見ていると、やはり安くて気楽なところが良いのか若いお客さんが多いみたいだった。
雰囲気を記録しようと思い、ムービーを撮影してみたものの、BGMが鳴り響きすぎて「なんだ、これは」…な映像が撮れていたので貼っておきます
韓国旅行中に行った屋上ラーメン。せっかく動画も撮ったのにBGMが凄すぎて、なにも聞こえないよ(音量注意) pic.twitter.com/XrKuzwvSjQ
— シパログ (@sippa_log_tw) 2018年10月24日
居心地が良かったのでまだまだ長居したかったけど、全員の冷えがピークに達したので惜しみ惜しみ店を出ることに。店を出るときに後片付けしたり、フォロワーさんがブランケットを綺麗に畳んで返却したところ、店のアジュマが店員のお兄さんに「見て!これ見て!」ってやってくれているのを目撃し、何だか私まで嬉しい気持ちに。
とっても良いお店だったので、次はもっと韓国語ができるようになってから再チャレンジしたいものだ。真夏は暑くて辛そうだから、春か秋が良さそう。
▽追記
日本に帰国後、韓国人の方にこのお店の話をしてみたところ「あ!知ってる!弘大にあるお店でしょ?昔のお金を使ってお酒を買うんでしょ?テレビでみたよ」という話を聞きました。え、他にもこおいうお店が有るんだ?そっちも行ってみたい!